本読んだ

プログラミングのセオリー

プログラミングのセオリー

レビュー

結構新しい本みたいです。
単なる入門書じゃなくて、
「実際の開発において、何がよしとされるか。」
という視点からプログラミングのセオリーが解説されております。
なるほどと思ったデータ構造や、ObjectOrientの基本概念、
数値、型の扱い方など。いろいろ。


基本的にC、C++,JAVAあたりをサンプルとして解説が進められますが、
言語が何であれ、概念的な重要性はかわらないので、
すべての中級プログラマは読むべきです。

結構基本的なことが多いですが、
自身も完璧じゃないし、学ぶところは多い。
この内容を完璧にすれば、相当プログラミングが上達しそうですね。


が、どうやら、ダメな本らしいですね。
自分はそんなダメ本やとは気づかんかったのですが、
たくさんの方にご指摘を受け、そうなんかーと思ってる次第です。


このレビュー参考にするのは、あまりよくないことかと思われるので、
内容の引用以外の部分は消去しておきました。


最後に、著者の考えるプロのプログラマとは

  • 「開発に時間がかからないほど上手」
  • 「改造に時間がかからないほどプロらしい」

とのこと。 なるほど。

学んだこと

  • 書式は重要

複数の人間で開発する際には、チームで書式を統一する。
個人で書く場合も、自分の書式というものを持ってそれにしたがうべき。
そうすることで、可読性が上がり、バグも減る。

乱数や、計算機特有の誤差に注意!
このへん無視してると、いつか重大なバグに陥る。

  • 考えをそのまま表す

思ったままにif,switch,for,whileなどを使う。 そのほうが書きやすいし伝わりやすい。
goto文は使わないは悪い常識。
考えがまとまらないときは状態遷移図を書いてみる。


  • 関数

モジュール間結合度、モジュール強度を意識する。
こうすることで、再利用性があがる。

  • 時間vs量

実行速度vsサイズのトレードオフ
わかりやすさvsサイズのトレードオフ
を状況に応じて決定する。

あくまでも概念であって、言語に依存しない。 CでもOOPはできる。
GoF本というデザインパターン本が存在する。 バイブル本らしい。
これをマスターしてようやくOOPを使いこなせるようになるみたい。