SVC2011 シリコンバレーから その10
3月16日
親切にしてくれたクルーに礼をつげ、
マウンテンビューのホテルをでて
サンフランシスコに向かった。
みんな予定バラバラの中集まった人たちなので、
今日もまた一人帰国していった。
1週間だが、寂しいものである。
U.C. Berkeley
今回3つ目の大学であるが、これもまた雰囲気が違う大学だった。
サンフランシスコの北東に位置するバークレイの
山の中腹に自然と一体化するように建てられたキャンパス、
その中央にあるどでかい時計台と生い茂る木々は
Stanfordの整然とした感じとは異なり、歴史を感じさせるようなものであった。
時間がなかったので、1時間ちょっとぐらいしかいなかったが、
帰った直後に友達のid:yuku_tがバークレーに来てたのだ。
なんというニアミス。 せっかくなので会いたかったもんだ。
Golden Gate Bridge
ふもとまで行ってチラっと見ただけ。
すごく赤い。
いつもお世話になってるtwitterに。
町中のビルの3フロアぐらいがオフィスになっていた。
そのうち1フロアだけ案内してもらったが、
至る所にtwitbirdがいて、ファンシーな感じだった。
今や400人もの社員がいる大企業だが、
広々なスペースと、のびのびした雰囲気は維持されているようだった。
丹羽さんというエンジニアの方にお話を聞いた。
- 作った者はHDDの中に閉じ込めておくのではなくて、外に出しなさい。
コイツができるやつかどうか判断するのは、携わったプロジェクト、作った物をみることでしか判断できない。
- コミュニティを広げる作業は重要
基本みんなオタクなので、家でひとりでポチポチしてる方が好きだが、
やっぱり他の会社の人などと交流するためには
週末に無数にあるイベントに参加したりしないとダメ。
- 140文字の理由
もともとSMSサービスのデータ構造を改造して作ったらしいが、
SMSのデータ上限が160バイトだった。
そこからTwitterの属性など20バイト分を確保して残りの140バイトをツイート上限にしていた。
UTF8では1文字MAX3バイト使ったりするので、それでは足りないということで、
現在の140文字にしたらしい。 ほへー
8日目を終えて
集団行動するというのは楽しい反面、難しいこともいろいろある。
メンバーも社会人から学生まで多様な人間が集まっていて、
一緒に行動しているだけでも、学ぶことが多かった。
特に社会人経験のない自分にとって、シリコンバレーで働くことを考える際に、
日本で社会人を経験してきた人たちの話は現地でのスピーカーの話と同様に衝撃的で、
ためになるものとなった。
最終日の夜は最大5人いた仲間も2人になり、
海岸の近くのホテルで最後の夜を過ごした。