SVC2011 シリコンバレーから その8

3月14日

もう帰ってきてますが、気持ちはシリコンバレーから。


ホテルの人が日本がピンチだから部屋をいいのに換えてあげる!
と、親切にもグレードアップしてくれた。

きっと何か自分達にできることないかということで、
日本人の自分達に親切にしてくれたんだろう。

連日CNNでも日本の津波原発のニュースを流し続けていたので、
現地人に日本人だというたびに、大丈夫かと心配された。


この日から、パーティが一人増えた。
昨日ひとりで行動してて足もなかったらしいので、一緒にどうですか?って誘った。
話を聞くと研究室の先輩の知り合いだった。
なんという世界の狭さ。

この日はIDEOFacebookの予定。
しかし、メンバーの予定の関係で足がなかったので他の人に
車のせてもらった。そしてその流れでgoogleに行って、飛び入り参加させてもらった。

IDEO

デザインの会社。といってもモノ作りが基本。
初期のマウスのデザインとかしたらしい。
日本にもオフィスある。

  • T型構造

縦軸は専門性。横軸は協調性。
各々の専門をmixして、いいモノをつくる。

  • プロトタイプを作って、作っていいものを探す。

小さい工場があって何でもすぐ作れるようになってた

  • Freedomな雰囲気

自転車を天井に吊るすという案を一人が考えたら、
次の日からみんなまねするようになった。
オフィスの天井は自転車だらけだった。w

Google(2回目)

Noアポだったが、行ってみたら入れてくれた。
この前のリベンジ成功◎

  • GoogleJapanの飯はレベルが高すぎるらしい。

MountainViewのご飯はまずまずでした。w
それでも現地では相当レベル高いらしい。

  • オフィスの中まで見せてくれた。

友人は別グループだったらしいが、
セルゲイぶりんみたらしい。まじかよ。

  • G-bikeに乗りまくった。

Googleカラーの自転車や、タイヤがChromeになった自転車が
そこらに放置してある。 自由に乗りすてていいらしい。 なんて自由!w

Facebook

stanfordの近くの丘の上にオフィスがあった。


オフィス内はくるっと一周しただけだったが、
驚くほど天井の高い、だだっ広い部屋に机が並べられていて、
各々がそこで仕事をしていた。
映画ででてきたのとはちょっと違った。


真ん中にあるミーティングスペースには数人が集まっていて、 
よく見るとCEOのマーク・ザッカーバーグが普通にいた。
手を振ると、笑って手をふりかえしてくれた。
かなり衝撃的だったが、なんていうか写真で見たそのままだった。

ただ通路を歩いていただけなのに、
何かすごいことをしてしまったような気分になった。
メッシとか、フェデラーとか、イチローとかに会った的な感じなのかな。


  • 1チームが3,4人で構成されている。
  • オープンソースのプロジェクトなどもしており、半分以上が技術者
  • 日本の市場はすごくhard
6日目を終えて

今日まわった企業はどれも一流だった。
コンセプトがはっきりしていて、スペシャリストの集まりだった。
日本の経済成長の時の企業もこんな感じだったのかな。


やはりとりあえず作ってみる。Makeの心がやっぱり肝心なんだなということ。
いいと思ったら作る。これがすべて。
前から重要だとは思ってたけど、
それが当たり前のように日々行われているのがシリコンバレーなんだな。