Fedora10 + emacs + scim Anthy 設定

Fedora10には標準の日本語ソフトとして、scim Anthyが入ってます。
emacsには標準の日本語ソフトとして、cannaが入ってます。


いつもブラウザでの入力なども、scimで行っているので、
emacs上でも、使いたい。


しかしかし!
なんと、scimの起動コマンドがCtrl+Space
emacsの超重要コマンドset-markがCtrl+Space


なんちゅうコンフリクト。
普通にやったら、set-markがきかなくなります。
scimのコマンドを外したり
.emacsに明示的にいろいろ、試してみたんですが、
なんだかうまくいかん。。。

しゃーなしで、cannna使おうと諦めるも、
このcannaというソフト。
恐るべし使い勝手の悪さで、
使用開始30秒で発狂しそうになります。


そういうわけで、両立させてやります!


scim-bridgeをインストール

# yum -y install scim-bridge

scim-bridge-jp.elをemacsにインストール

scim-bridge.el - irie @ ウィキ - アットウィキ
ここから、download

$ cd ~/.emacs.d/elisp/ #emacsにパスが通っているディレクト
$ wget http://www11.atwiki.jp/s-irie/pages/scim-bridge.el-0.7.4.tar.gz
$ tar xfz scim-bridge.el-0.7.4.tar.gz
$ mv scim-bridge.el-0.7.4/localization/scim-bridge-jp.el ./

.emacsを編集

.emacs

;; 日本語ローカライズ
(require 'scim-bridge-ja)

;; .emacs 読込み後、 scim-mode を自動的に ON にする
(add-hook 'after-init-hook 'scim-mode-on)

;; C-SPC は Set Mark に使う
(scim-define-common-key ?\C-\ nil)

;; C-j を英/和切り替えに使う
(scim-define-common-key ?\C-j t)

参考:scim-modeのおすすめ設定 - irieめも

これでOK!
と思いきや。

起動

起動時に

XMODIFIERS=@im=none emacs

とする必要がある。

shellの設定ファイルなどに、
aliasしておくとよさげ。



そういうわけで、なんとか快適な環境づくりに成功しました◎