本読んだ

10代からの運命を変える10の小さな法則

10代からの運命を変える10の小さな法則

10代からの運命を変える10の小さな法則


もうすぐ22ですが読んでみました。


よくある自己啓発本ですが、著者が同い年なんで、
上から目線じゃなく語られてます。


内容に関しては、確かに!と思う部分がいっぱいあって、
啓発本としてはなかなかシンプルに読者に訴えかける本やなーと思いましたが、
外国の本やからか、1冊を通して、クールでドライな自己中心的な観点が見られますね。


すべてを論理的、損得重視的に扱っているけど、
そのことを公開することで、自分の腹をさらけだして
信頼を得ようとしているようにも見えます。

本の中では、自分の他人からの評価は自分でコントロールできると記されていますが、
これも彼のコントロールの一環なんかな?


俺から言わせてみれば、
それ言っちゃったら、すべてが偽善てバレるでーw
って感じなんですが、
間違ったことは書いてないし、
彼からはほんとにこの10の法則を誰かに伝えたい!という気持ちが伝わってくるので、
まぁよしとします。


それでもやっぱりコントロールされるのは誰でも気に食わんし、
人の言葉が、心からのものなのか、頭で考えてのものなのかというのはわからんわけですが、
その辺に関しては、放置されているのが残念です。
一番きになるところなのに。



自分の評価をコントロールすることは人をだますことにはならないのか。
自我の境界はどこなのか。


昔からいろいろと考えてきましたが、
考えたところで無限ループ。  答えはでませんね。
ただ、ドライは好かん。
俺は心で生きたい。






なんか抽象的な評価しかできず、さらに文面上はあんまり好評してませんが、
この本は一読の価値あります。


10代の時だとか、まだ自分という軸がしっかりしてない時に読むと、
必ず人生の役に立つと思う。