本読んだ

ビジョナリーカンパニー

読むのに1ヶ月ぐらいかかった。

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則


何百年にもわたって、勢いを保ちながら、あるいは勢いを増加させながら、続いていくような
先見的な会社とは一体他の会社と何が違うのか。
そして、そういう会社(会社に限らず組織であればよいが)を作るにはどうすればいいのか。
実際にビジョナリーな会社とそうでない会社、具体例をあげて
事細かに分析しています。
それぞれの会社の武勇伝的なものも多々紹介されていて、
プロフェッショナル 仕事の流儀*1
何本もまとめて見たぐらいの、ワクワク感や、感動があって、
だいぶモチベーションあがりました。




例えば、
IBMソニーボーイング、HP、ジョンソン&ジョンソン、P&G
などがビジョナリーカンパニーとしてあげられています。


結局これらの会社の特徴は

  • 絶対曲げない基本理念を持っている
  • 経営者は時を告げるのではなく、時計をつくる
  • 大胆な目標をかかげ、全員でそれを目指す
  • 次世代の経営者は社内で基本理念を叩き込んでそだてる


と、まぁ簡単に書くとこんなもんですか。

中で、もっとも印象に残った言葉。

「ORの抑圧」をはねのけ、「ANDの才能」を活かす

これは、2択を選ばなければいけない状況があったときに、
頭をつかって、才能をいかして、その2択を両立させる方向にもっていく
という話です。

が、これは俺が以前からポリシーとしていた、*2
「やりたいことは全部する」
というのにも通じる部分があって、非常に共感するとともに、
これを実践したときの力を感じた。


内容詳しく書くと長くなるので、このへんにしておきますが、
起業家だけではなく、組織というものに属するすべての人にとって、
読んで価値のある本だと思いました。


また、
なんだかんだ、やっぱり本当にこころからやりたいことじゃないと、
どんな分野でも一番上にはいけないし、
それに伴う満足感も得られないって話につながってくるのかなーとか
思ったりしました。
ここが一番難しいよね。 結局。


とりあえずすごく勉強になりました。 Good!

*1:NHKの番組

*2:自分が実践できているかは別問題