本読んだ
気になったこと、勉強になったこと、思ったこと
戦略と戦術
競争相手が誰で、どの段階で相手に「勝った」とするかを判定するためのものが戦略。
どうやって売るか、価格をいくらにするかという話が「戦術」だ。
言葉の意味として勉強になった。
時間を巡るマーケティング
まず、消費者の方々に、知らず知らずのうちに時間を消費(浪費)してもらう。
その結果、「もったいないことをしたなあ」と感じてもらう。
その埋め合わせのために、何かを買って帰ってもらう。----そんな心理戦をお勧めしたいのだ。
消費者心理をとらえたマーケティングですね。
例えば、デパ地下とか、ドン・キホーテは陳列の煩雑さで時間の浪費を、
ユニクロは色の豊富さからくる迷いで時間の浪費を誘っているらしい。
うーん、心理ってこわいな。
なんか埋め合わせしたくなる気持ちすごいわかるわ。
専門用語をつかう
みんなをちょっとした専門家にしてしまう
まず少しだけ専門家になってもらう。
情報を開示し、批評の言葉が生まれ、
ユーザーが育つ中で商品が売れていく。
今だから、パソコンに関しても専門用語が浸透したけど、
最初に売るときはやっぱり専門用語は受け入れられないのでは?という不安があったそうな。
なんだかオープンソースの話と似てる部分があるなー。
たたき台的にユーザ自体を育てる。。。か。